私は現在、営業の仕事をしています。
営業職の業務の中で、取引先との商談でハードなミッションとなることは日常茶飯事ですが、
そのハードなミッションをクリアした時は、自分のレベルが確実に上がっています。
今回は、ハードミッション（言葉はよくないですが、面倒くさい仕事）ほど、
経験値を積み上げることができてレベルが上がることを、お話します。
面倒くさいことをするからスキルアップできる
何事にも言えますが、面倒くさいことをするからスキルアップしていくのです。
訓練して成長すること、筋トレをして食事制限をし理想の身体になること、
丁寧な盛り付けで美味しい料理をつくること、経済力を手に入れることなど・・・
何事も成し遂げるためには、本気で手間をかけるからいいモノができあがるのです。
※面倒くさいことと嫌なことは違います。
今できないことをできるようにしようとする
何も考えずに、今すぐ簡単にできることや手に入るものには、
面倒くさいと考えることは、あまりありません。
現時点でのスキルで間に合っているからです。
現時点で、できないことや手に入れることができないもの、
解決できないことに対して、考えて対応していくことで、
発見したり技術が身に付いたりしていくものです。
例えば、タッチタイピングはできるようになると簡単に感じるでしょう。
はじめは、ホームポジションから、指の位置（どの指でどのキーを打つか）を、
覚えることから始めます。
このタイピングの練習をやりはじめたときは、面倒くさいと感じますが、
訓練を繰り返すうちにキーを見ないで打てるようになり、
あとはスピードを追求するようになります。
このように、面倒くさいことをするからスキルアップができて、
さらに高いスキルを身につけることができるのです。
商談トラブルから、成長できた話
先日、取引先との間で納期の件でトラブルが発生したときの話です。
私とは別の担当者が担当した案件で、取引先とのスケジュール調整を確認せずに、
「間に合います」と伝えた後、その担当者は会社から逃亡し退職しました。
その後、私が引き継ぐこととなったのですが、納期について調べてみると、、、
絶対無理なスケジュールでした！！！
この時点で、めっちゃくちゃ面倒くさい展開です。
取引先担当者へ連絡し、納期に間に合わないことと謝罪をしましたが、当然お怒りです。
上司に相談したところ、「できないものはできないって言って」と回答でした。
取引先担当者は当然納得するはずがありません。
納期に間に合わないと、取引先の業務が何日もできなくなり損失が出るからです。
それでも、上司の答えは「できないものはできない」でした。
私は、はじめからできないと伝えるべきではないと考えてます。
できないと伝えて、終わらせてしまうのは解決とは言えないからです。
できないと終わらせるのではなく、何か解決策を取引先と一緒に考えるのが営業だと考えてます。
代替提案をしたり、納期に何とか間に合うように手配できないか、
できることをすべてやるべきだと考えてました。
正直、面倒くさい業務が多く、上司の言われたまま「できない」と伝え、
終わらせた方が楽でしたが、何とか納期に間に合うように手配することができました。
取引先担当者からは、尽力いただきまして感謝しますとお礼をいただきましたと共に、
利益を上げることができました。
このようにできないことをできるようにしようと、考えて行動することで、
自分の営業スキルがあがり、その後の営業活動につなげることができるのです。
苦手な上司・部下の理由と解決策がわかる！伝え方コミュニケーション検定
できないと結論をいうなら、現状維持以下
面倒と感じることほど自分が成長できる機会で、
取引先との信頼関係も築け利益も上がることで自分のスキルアップを実感しています。
ですが、「できない」と伝え終わらせてしまった場合、
当然売り上げもなく、取引先がはなれていくこととなり、
今後の利益も期待できなくなります。
物事を面倒くさいからと、終わらせてしまうことは現状維持以下になっていきます。
おわりに
今回の記事では、私の営業業務を例にしてのことでした。
ですが、他の物事にも通じることがあるはずです。
身近なところでいえば、働いてお金を手に入れるということ。
お金をもらうには、仕事をするという手間をかけなければなりません。
その手間をかける量によってスキルの差がついていきます。
面倒くさいからといって、何も考えずに時間だけを過ごし、
休みを待つだけの仕事のやり方だと、
それなりのものしか手に入れることができないでしょう。
未知のことやできないことにチャレンジすることの中には、面倒くさいことがあるのです。
その面倒くさいことをすることでスキルアップするのです。
新たなことへチャレンジして、スキルアップしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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